天然竹と人工竹の違いを知って賢く選ぶ方法

園芸用品
概要

園芸用の天然竹と人工竹は、支柱としてともに園芸の分野でよく使われますが、その違いについて考えたことはありますか?それぞれにメリットデメリットがありますので、ホームセンター社員のパンプキンが解説していきます。

天然竹

園芸用支柱としの天然竹は「女竹」がよく使われます。他にも「さらし竹」、「白竹」なんかも販売していますが、支柱としてはまず「女竹」です。サイズ、価格を考えると支柱としては「女竹」一択になると思います。支柱として使う天然竹のメリットを見ていきましょう。

1低価格

長さにもよりますが10本束で数百円で購入できます。長さがある商品のため、ネットで買うとちょっと高かったりするのでホームセンターで購入がおすすめ。皆様店舗でお待ちしております。

2美観

天然のものであり、畑に設置しても美観を損ないにくいのも一つの特徴です。作物の栽培の時も主役の作物より目立つことはなく馴染むのもいいですね。特に雪囲いの季節にはわらと女竹で雪囲いをすると美しくまとまります。

3捨てるのが楽

竹は簡単に切ることができますので小さくして捨てることができます。人工竹は鋼ですので簡単に切ることもできず、使えなくなった時の処理に困ります。

安くて扱いやすいのが天然竹です。

人工竹

人工竹は、鋼の表面を樹脂でコーティングして作られています。簡単に言うと鉄の棒です。支柱として使うために作られていますのでメリットがたくさんあります。

1高耐久

天然竹が約3年が限度と言われるのに対し、人工竹は約10年使用できます。農薬や肥料で痛むこともなく、腐食に強く作られています。

2表面がなめらか

表面が樹脂でコーティングされているため、なめらかであり、支柱によって作物を傷める心配がありません。

3害虫に強い

天然竹と違い支柱自体に害虫が発生したり、内部に巣を作られるといったことは起きません。

支柱として使われるために作られていますので、メリットが大きい人口竹です。

天然竹と人工竹の使い分け

天然竹も人工竹もよく使われる支柱ですが、使い分けには以下のような違いがあります。

1価格と耐久性

天然竹は安くて低耐久、人工竹は高くて高耐久。3年以上使用する予定であれば人工竹がおすすめです。逆にそれほど使わないのであれば天然竹で十分です。

2景観

人工竹は緑色でコーティングされているものが多いです。この色が使用する場所にマッチしないのであれば、どこでも馴染む天然竹の仕様をおすすめします。個人的にはトマトのような植物は人工竹でいいと思いますが、ゴーヤなどのつる性の植物はつるがつたって行くところも楽しみたいので天然竹がおすすめです。

3使用後の処分

人工竹は簡単に言うと鉄の棒です。処分に困ります。処分が難しい場合は天然竹の購入をおすすめします。販売店によっては新しいもの購入で古いもの引き取りなんてこともやっていますので要確認!

よくある支柱の質問ランキング!

Q1.どれくらい埋めるの?

A:30cm以上埋めてください。それ以下だと安定しません!

2.どの長さがいいの?

A:使い方、使う植物によって違います。ただし使用したい高さより30cm長いサイズを購入してください、土に埋める分がありますので!

3.車に積めるかな?

A:軽自動車なら助手席まで行って7尺まで。普通車なら8尺までが目安です。思ったよりも積めます。ただし車種によって違いますので、測ってから購入していただくのが一番です。

まとめ

園芸用支柱は使用する状況によって使い分けをすることをおすすめします。判断がつかない場合は3年以上使う予定なら人工竹、3年未満なら天然竹が一つの目安となると思いますので覚えておきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました